いやぁ、どうも。
新年度ですね…早いものです。
ところで、今朝の新聞に書いてあったのだけれど…千葉で見つかった化石が新種だという事が判明したらしいですね!
発見された場所は千葉県市原市の養老川沿いにある地層「千葉セクション」。
この地層、ちょっと前に「地球の地磁気が逆転したという痕跡を残す」地層として有名になりましたね。
なんでも、第四紀・更新世の前期と中期の境目を示すんだとかで…「国際標準模式地」に選ばれれば、「千葉期(チバシアン)」として世界中に認知されるという凄い可能性を秘めた地なのですが…。
なんと、2005年にここで巨大な生物の頭骨が発見されていたんだとか。
それを調べた結果、新種だと分かったみたいです。
その生物はその特徴から、古第三紀の始新世後期辺り(約4000万年前〜約3400万年前)に生息してたバシロサウルス(別名ゼウグロドン)の末裔であると結論付けられたんだとか!
バシロサウルスと言えば、体長20〜25m程もあった、海蛇のような体型の原始的なクジラの仲間。
鋭い歯を持ち、温暖で浅い海に生息していた事で知られています。
その事から、今回発見された新種は原始クジラ亜目バシロサウルス科に分類された模様。
バシロサウルスは原始クジラ亜目の中でも一番最後に登場した種とされていて、約3400万年前を最後に姿を消したと言われていました。
なので、それよりかなり後の約78万年前の地層から見つかったというのは非常に驚きですね…。
しかも、見つかった頭骨の大きさから推定するに、その体長は23m〜30m!
なんと、バシロサウルス科で最も大きかったバシロサウルスよりも巨大になると見積もられています!
これは凄い…。
この新種には発表された日付と発見地から取った「Aprilis-idiot chibasian」という学名が付けられました。
前半部分はラテン語ですか。
後半部分はまんま、「チバシアン」ですね。
まだ「国際標準模式地」に決まった訳じゃないのに、気が早いなぁw
そうそう、まだ、バシロサウルスと本種を繋ぐ間の生物が見つかっていないようです。
うん、このミッシングリンクを繋ぐ生物が早く見つかると良いね。
研究がより進むし!
まぁ、何より、千葉県民としてこのニュースは嬉しい限りですね!
新年度1発目から良いもんを聞いた!
それでは皆さん、良い1日を。
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