春眠暁を覚えず
まだ寒いけどね、確実に春は近付いている訳です。
もう3月ですよ、3月。
新年度で色々と体制変わったりする時期です。
安定した環境が好きで大きな変化が苦手なので、この時期は毎年嫌な気分になります。
似たようなものなのか、ずっとシフト勤務でありながら、次月のシフト表見るのも嫌だったり。
…これは蓋を開けるのが嫌なだけかも。
後、割と入りたてくらいの時に休み希望入れ辛い環境だったからってのも大きいか。
一つ言えるのは、好きなコンテンツが大体週末開催な中、今まで土日祝出勤夜勤ありな環境で過ごしてきたの凄いよなぁ…という事ですかね。
時にはシフト変えて貰ったり、夜勤明けでイベント行ったりと、何とか折り合い付けて来られたので。
勿論、平日もやってるような展示会とかイベントに平日に行けるという特典も享受してきた訳だけどね。
こちらは、ちょっと前にやってたゴジラバーガー。
スモーキーペッパーチキンがなかったので、肉厚ビーフ&ザク切りポテト2回目。
結局スモーキーペッパーチキンは食べられませんでした…。
ちょい残念。。
いよいよ2024シーズンのF1が開幕したので、毎年恒例となっているチームリストを置いておきます。
レッドブル
オラクル・レッドブル・レーシング/オーストリア
本部:イギリス・イングランド・バッキンガムシャー州ミルトンキーンズ
モータースポーツアドバイザー:ヘルムート・マルコ
チーム代表:クリスチャン・ホーナー
最高技術責任者:エイドリアン・ニューウェイ
技術責任者:ピエール・ワシェ
ドライバー
No.1 マックス・フェルスタッペン/オランダ
No.11 セルジオ・ペレス/メキシコ
リザーブドライバー
No.40 リアム・ローソン/ニュージーランド
マシン:RB20
パワーユニット:ホンダ・RBPTH002
2024年も体制が大きく変わらないチームの一つ。
冬季テストを間近に控えた2月頭に、チーム代表のクリスチャン・ホーナーに関するニュースがありましたが、シーズン開幕前にそれも収まり、レースに集中できる環境となりました。
ドライバーはマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのラインナップが継続。
2023年にアルファタウリから出走したリアム・ローソンをリザーブドライバーとして手元に残しています。
マシンはカラーリングの変更がなく、見慣れたものですが…マシンの哲学が大きく変わりました。
ここ数年、F1チームの新車発表会はレンダリング画像やショーカー等を使ってカラーリングやスポンサーの発表を行う内容が大勢となっていました。
しかし、今年のレッドブルは実車を公開、しかも去年までの方向性とは異なるものをお出ししてくるという、とても大きな話題性を提供。
大きな変更箇所は、サイドポッドとエンジンカウル部分。まず、サイドポッドは2023年の途中までメルセデスが採用していた「ゼロポッド」を髣髴とさせる、とてもスリムなもの。
ぱっと見吸気口が見えないという過激さ。
吸気口については、冬季テストでの写真でようやく、ボディ側に縦の長細い穴、サイドポッド上部に横の細い穴が確認できたレベルでした。
もう一つがコクピットの両肩部分から伸びる大きな吸気口。サイドポッドの吸気口面積を小さくしているので、その補填として取り付けられていますが、新車発表時には巧妙に隠されていました。
似たようなものはメルセデスも搭載していたましたが、レッドブルのものは「ウサギの耳」や「万里の長城」と呼ばれ、注目されています。
冬季テストではロングランに集中したのか、タイム的には上位であるものの、トップタイムではありませんでした。
しかし、チームとしては3番目に多い周回数をこなしており、信頼性もバッチリなように見えます。
少なくとも、「ゼロポッド」コンセプトをメルセデスより上手く処理しているように見えます。
冬季テストではソフトタイヤを履いていなかった筈なので、予選でどれくらい速いのかが未知数ですが、果たして。
メルセデスAMG
メルセデスAMG・ペトロナスF1チーム/ドイツ
本部:イギリス・イングランド・ノーサンプトンシャー州ブラックリー、ノーサンプトンシャー州ブリックスワース
ダイムラー/メルセデス・ベンツCEO:オラ・ケレニウス
チーム代表:トト・ヴォルフ
テクニカルディレクター:ジェームズ・アリソン
ドライバー
No.63 ジョージ・ラッセル/イギリス
No.44 ルイス・ハミルトン/イギリス
リザーブドライバー
No.47 ミック・シューマッハ/ドイツ
マシン:F1 W15 E Performance
パワーユニット:メルセデス M15 E Performance
こちらも大きくチーム体制が変わってはいません。
ドライバーはルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルのコンビを継続。
ミック・シューマッハもリザーブドライバーを継続しています。
ハミルトンは今季限りでメルセデスを離脱する事が決定しており、ジュニア時代からお世話になったメルセデス一派から抜け出す事となります。
後任はまだ発表されていませんので、これからになるかと思われます。
ラッセルに関しては、チームリーダーとしての学びの1年になると思われます。
マシンは全体としてはブラックカラーですが、ノーズ上面がシルバーに。
2000年代初頭のマクラーレン・メルセデス的な見た目が好評のようです。
タイトルスポンサーのペトロナスグリーンはノーズのサイドにライン状に入っていて、インダクションポッドにはINEOSのレッドが入っています。
2023年途中に「ゼロポッド」コンセプトからより通常の路線に切り替えていますが、今年も切り替え後のコンセプトを採用しているようです。
今年のメルセデスはフロントウイングが特徴的で、フロントウイングの4枚目のフラップ(前から見ると一番奥のフラップ)が細いカーボンの糸のようなものでノーズと接続されています。
「ワイヤー」ソリューションと名付けられたレギュレーションの穴を突いた技術は、空気の流れを制御しやすくする為と思われます。
フロントウイングフラップの接続アタッチメントが細ければ細い程空気の流れを邪魔しないですからね…。
冬季テストではそこまで目立っている感じはありませんでしたが、少なくとも「ゼロポッド」の時よりはまとまっているように見えます。
フェラーリ
スクーデリア・フェラーリ/イタリア
本部:イタリア・エミリア=ロマーニャ州モデナ県マラネロ
フィアット・クライスラーグループ/フェラーリ会長:ジョン・エルカン
チーム代表:フレデリック・ヴァスール
技術責任者:エンリコ・カーディル(シャシー責任者)、エンリコ・グアルティエリ(パワーユニット責任者)
ドライバー
No.16 シャルル・ルクレール/モナコ
No.55 カルロス・サインツJr./スペイン
リザーブドライバー
No.99 アントニオ・ジョヴィナッツィ/イタリア
ロバート・シュワルツマン/イスラエル
オリバー・ベアマン/イギリス
テストドライバー
ダビデ・リゴン/イタリア
アントニオ・フォコ/イタリア
アーサー・ルクレール/モナコ
マシン:SF-24
パワーユニット:フェラーリ 066/12
ヴァスール体制2年目。
1年目から既に、それまでグダグダだったレース戦略の意思決定プロセスは少し改善しつつあったように思いますが、2年目はどうなるか。
ドライバーはシャルル・ルクレールとカルロス・サインツJr.が続投。
ルクレールはシーズン開始前に2026年以降も在籍できるという複数年契約が発表されています。
2025年にルイス・ハミルトンが移籍してくる為、サインツJr.は複数年契約の最終年をスキップして、チーム離脱が決定されています。
リザーブドライバーはジョヴィナッツィとシュワルツマンに加え、F2に参戦中のオリバー・ベアマンが加わりました。
テストドライバーはリゴン、フォコに加えてアーサー・ルクレールが加入。
アーサーはレギュラードライバーであるシャルルの弟です。
マシンは再び赤い面積が増えました。
技術的には特に話題となっている事はありませんが、昨年型から正統進化しているものと思われ、実際に冬季テストでも良い感じの走りをしていたように思えます。
状況次第では、レッドブルと戦えるチームの筆頭になると思われます。
マクラーレン
マクラーレンF1チーム/イギリス
本部:イギリス・イングランド・サリー州ウォーキング
チーム創設者:ブルース・マクラーレン
CEO:ザク・ブラウン
チーム代表:アンドレア・ステラ
テクニカルディレクター(空力部門):ピーター・プロドロモウ
ドライバー
No.81 オスカー・ピアストリ/オーストラリア
No.4 ランド・ノリス/イギリス
リザーブドライバー
パトリシオ・オワード/メキシコ
平川亮/日本
マシン:MCL38
パワーユニット:メルセデス M15 E Performance
アンドレア・ステラ体制の2年目です。
シーズンのスタートこそ良くなかったものの、その後のアップデートにより中盤以降からは大きく戦闘力を上げた2023年シーズン。
その流れを引き継げるのか、注目です。
ドライバーはノリスとピアストリのコンビが継続。
ピアストリはシーズン中に、ノリスは1月に契約を更新。両ドライバーとも、2026年までの契約を有しています。
リザーブドライバーとしては、2018年からインディカーシリーズに参戦しているパトリシオ・オワードとトヨタからWECに参戦している平川亮の2名と契約しています。
平川は長い事国内レースで戦っていましたが、2022年にWECに参戦。2023年のF1日本GPにてマクラーレンとリザーブドライバー契約を結んで、大きな話題となりました。
当時、鈴鹿で昼飯買う列に並んでる時にこのニュースを知って、驚いた事を覚えています。
確かに、モリゾウさんが鈴鹿を訪れていると騒ぎになっていましたが…。
マシンは勿論パパイヤオレンジ。
しかし、カーボン地っぽい黒い面積がかなり増えました。
Google ChromeのロゴやGoogle Chromeアイコン模様のホイールカバー、コックピット横とかに搭載された表示が変わるデジタル広告パネル等が継続されています。
マシン名はMCL38で、MCL37が欠番。MCL37になる筈だった2023年はチーム創設60年を記念してMCL60になってましたからね。
アストンマーティン
アストンマーティン・アラムコ・F1チーム/イギリス
本部:イギリス・イングランド・ノーサンプトンシャー州シルバーストン
チームオーナー:ローレンス・ストロール率いるコンソーシアム
CEO:マーティン・ホイットマーシュ
チーム代表:マイク・クラック
技術責任者:ダン・ファローズ
ドライバー
No.18 ランス・ストロール/カナダ
No.14 フェルナンド・アロンソ/スペイン
テスト兼リザーブドライバー
No.2 ストフェル・ヴァンドールン/ベルギー
リザーブドライバー
フェリペ・ドルゴビッチ/ブラジル
マシン:AMR24
パワーユニット:メルセデス M15 E Performance
チーム体制は特に変わりませんが、チームのエントリー名からコグニザントが抜けています。
また、2023年5月に2026年シーズンからホンダのパワーユニットを使用する事が決定しています。
それに合わせ、現在はメルセデスから供給を受けているリアサスペンションやギアボックスを内製するようになるようです。
ホンダのパワーユニットに合わせたリア回りを構築する事で、ワークスチーム化する事となるので、非常に塩梅良いマシンが設計できると思われます。
ドライバーはアロンソとストロールが続投。
リザーブドライバーもフェリペ・ドルゴビッチが続投しています。
マシンはアストンマーティンを象徴するブリティッシュグリーンが継続されています。
ちょっと黒い面積多いかな…。
2023年シーズンは開幕から高い戦闘力を発揮し、サプライズとなりました。
2024年は冬季テストを見る限りはそこまでのサプライズを起こせるか分かりませんが、依然として中段グループの先頭、先頭集団に食い込むくらいの位置にはいるかもしれません。
アルピーヌ
BWT・アルピーヌF1チーム/フランス
本部:フランス・ヴィリー=シャティヨン
エンジン部門:イギリス・イングランド・オックスフォードシャー州エンストン
ルノーグループCEO:ルカ・デメオ
アルピーヌCEO:フィリップ・クリーフ
暫定チーム代表:ブルーノ・ファミン
ドライバー
No.31 エステバン・オコン/フランス
No.10 ピエール・ガスリー/フランス
リザーブドライバー
ジャック・ドゥーハン/オーストラリア
マシン:A524
パワーユニット:ルノー E-Tech RE24
非常にチーム体制が変わったチームの1つ。
2023年の7月、夏休み前のベルギーGPの週末にチーム代表のオットマー・サフナウアー、レーシングディレクターのダビデ・ブリビオ、テクニカルディレクターのパット・フライが離脱。
暫定チーム代表として、アルピーヌ本社のモータースポーツ担当副社長に任命されたばかりの、パワーユニット開発責任者であるブルーノ・ファミンが就任。
結局、チーム代表はファミンが兼務したまま2024年シーズンに入っています。
ファミン大丈夫かな…。
タイトルスポンサーは変わらず、オーストリアの水関連企業・BWT。
ドライバーはオコンとガスリーのオールフレンチ体制2年目。
F1に参戦してから仲が悪くなったという2名ですが、さしたるトラブルなく2年目に突入しています。
リザーブドライバーも引き続き、2輪のレジェンドであるジャック・ドゥーハンの息子、ミック・ドゥーハンが務めます。
マシンは変わらずアルピーヌのブルーとBWTのピンク。
…ですが、軽量化の為、大部分がカーボン地のブラックになっています。
目立つブルーなのはノーズの上面くらい、ピンクもサイドポッドにちょろっと。
エンジンカバーはアルピーヌのロゴ周りにブルーとピンクが乗ってるくらい。
折角目立つカラーリングなんだから、もう少しカラー乗っけて欲しい。
2024年は前年までのコンセプトが頭打ちだと判断し、マシン全体を再設計して臨んでいます。特に、新しいリアサスペンションシステムの導入、フロントサスペンションの見直しとサスペンションに焦点を当てた改良を進めたようです。
ですが、冬季テストでは目立った点がなく、中段勢の中でも埋もれているんじゃないかと思われており、ドライバー達の反応もあまり良くないらしいというから早くも暗雲が立ち込めています。
ウィリアムズ
ウィリアムズ・レーシング/イギリス
本部:イギリス・イングランド・オックスフォードシャー州グローブ
チーム創設者:フランク・ウィリアムズ/パトリック・ヘッド
ドリルトン・キャピタル会長:マシュー・サベージ
チーム代表:ジェームス・ボウルズ
チーフテクニカルオフィサー:パット・フライ
ドライバー
No.23 アレクサンダー・アルボン/タイ
No.2 ローガン・サージェント/アメリカ
マシン:FW46
パワーユニット:メルセデス M15 E Performance
ジェームス・ボウルズ体制の2年目。
チーフテクニカルオフィサーとして、アルピーヌを離脱したパット・フライを獲得。ベネトンやマクラーレン、フェラーリ、マノー、そしてルノー及びアルピーヌと数々のF1チームで仕事をしてきた大御所です。
ウィリアムズとしては、長い間空席であった技術部門の責任者を務められる、待望の人材です。
そして、新たに、スポンサーとして日本の大手建機メーカー・コマツと契約を締結。
折しも、ハースの新代表に小松さんが就任したのと同じタイミング…なので、早速チーム間でお遊びがあった模様。
コマツ、前々からF1に関わってたので、ここでガッツリ出てくるのも分かる。
前年からタッグを組んでいるアメリカ系石油企業のガルフもスポンサーを継続しています。
ドライバーはアルボンとサージェントのコンビを継続。
サージェントはルーキーイヤーで大変苦戦しましたが、最終戦アブダビGP後に契約延長に漕ぎつけています。
テストドライバーやリザーブドライバーは2023年に引き続き、発表されていません。
マシンはウィリアムズの紺色がメイン。
色味の異なるブルーが使われてて、シックで良いと思います。
ただ、こちらもカーボン地のブラックが目立ちます。
コマツはサイドポッドにでかでかと掲載。リアウィング翼端板にも掲載される等、その契約規模の大きさが伺えます。
ここ数年、直線番長としての評判を得て来ましたが、今年はよりオールラウンダーなマシンにしようと大幅な変更を施してきているようです。
アルボンは「今までとはかなり違うマシンだ」とコメントしており、狙った通りの方向性に進んでいる様子。
冬季テストのスピードトラップでワンツーを記録する等、直線番長的な性格も残っており、そこがどう出てくるかは今後の様子を見てみる必要がありそうです。
長らくステアリングモニターがコクピットに直接装着されているタイプでしたが、今年から遂にステアリング一体型になった模様。
RB
ビザ・キャッシュアップ・RB F1チーム/イタリア
本部:イタリア・エミリア=ロマーニャ州ラヴェンナ県ファエンツァ
モータースポーツアドバイザー:ヘルムート・マルコ
チームCEO:ピーター・バイエル
チーム代表:ローラン・メキース
チームマネージャー:グラハム・ワトソン
テクニカルディレクター:ジョディ・エジントン
チーフテクニカルオフィサー:ティム・ゴス
レーシングディレクター:アラン・パーメイン
ドライバー
No.3 ダニエル・リチャルド/オーストラリア
No.22 角田裕毅/日本
リザーブドライバー
No.40 リアム・ローソン/ニュージーランド
マシン:VCARB 01
パワーユニット:ホンダ・RBPTH002
チーム名・チーム体制が大きく変わったチーム。
アルファタウリ/スクーデリア・アルファタウリから名前を変更。
アメリカの決済ブランド、御存じクレジットカードの大手Visaとモバイル決済サービスのCash Appをメインスポンサーとしました。
RBはレッドブル…ではなく、レーシング・ブルズの略。これ、会社名である。
メインスポンサーの迫力があって、非常にどう呼ぶか困るやつです。
RB…かレーシングブルズ辺りだなぁ。
レッドブルとの提携が効率化できていない事、レッドブルのファッションブランドであるアルファタウリがイマイチだった事から変わった模様。
昨年獲得したポーランドの国有石油企業・PKNオーレンはスポンサーを継続しています。
チーム体制としては、トロロッソ創設時からのチーム代表だったフランツ・トストが引退。
それに伴い、フェラーリに在籍していたローラン・メキースをチーム代表としました。
また、それまでトストが行っていた業務内容をチームCEOに迎えたピーター・バイエル、チームマネージャーに迎えたグラハム・ワトソンと3分割する事で、効率的なチーム運営を目指している模様。
そして、マクラーレンやFIAでの経験を持つティム・ゴスをチーフテクニカルオフィサーに迎え、アルピーヌを離脱したアラン・パーメインがレーシングディレクターとして加入する等技術スタッフの増強を行っています。
ドライバーは昨年に引き続き、ダニエル・リチャルドと角田裕毅のコンビ。
それにレッドブルと共通のリザーブドライバーとしてリアム・ローソンを抱えています。
マシンカラーはトロロッソ時代終盤に好評を博したレッドブル缶カラーが復活。
ちゃんとメタリックにしてる所がかっこいいです。
そこに白地に赤い縁取りのラインがちょいちょい入っています。
ホンダ、PKNオーレンといった企業との食い合わせが良い色ですね。
マシン的には、課題だったレッドブルとの関係性強化が主眼になっている模様。
具体的には、レギュレーションで許可されているパーツ全てをレッドブルから供給され、マシンを構築。
その影響もあってか、下馬評は非常に強いのではないかと言われています。
勿論、2023年の最終戦アブダビGPで投入したフロアの影響とかもあるんだろうけれど。
冬季テストでも良い感じに進んでいたようで、実際の週末にどの位置に食い込むかは注目です。
オンボードのステアリング裁き見ると、両ドライバーも割とスムーズだったかなぁ。
ザウバー
ステークF1チーム・キック・ザウバー/スイス
本部:スイス・チューリッヒ州ヒンウィル
チーム創設者:ペーター・ザウバー
CEO:アンドレアス・ザイドル
チーム代表:アレッサンドロ・アルニ・ブラビ
テクニカルディレクター:ジェームス・キー
ドライバー
No.77 バルテリ・ボッタス/フィンランド
No.24 周冠宇/中国
リザーブドライバー
テオ・プルシェール/フランス
ゼイン・マロニー/バルバドス
マシン:C44
パワーユニット:フェラーリ 066/12
アルファタウリ/ビザ・キャッシュアップRBと共に、チーム名が大きく変わったチームの1つ。
アルファロメオとの提携が終了し、2026年に提携予定のアウディが到着するまでの過渡期となる2024年と2025年はこのチーム名で活動するようだ。
タイトルスポンサーのステークは2023年度に既にタイトルスポンサーになっていた、オンラインカジノのプラットフォーム等を提供する、キュラソー島に本拠地を置くエンターテインメント及びライフスタイルブランド企業。
新しくタイトルスポンサーに就任したキックはオーストラリアの動画配信サービス「kick.com」。
エントリー名はステークF1としていますが、賭博禁止の国ではエントリー名をキックF1とする模様。
そして、チームの母体は変わらずザウバーエンジニアリング。
こちらも国ごとにエントリー名が変わる事からどう呼ぶか困るチームなんだけど、もう普通に母体がザウバーだからザウバーって呼ぼうかと思ってます。
チーム体制としては、ザイドル/アルニ・ブラビ体制の2年目。
そして、テクニカルディレクターとしてジェームス・キーがチームに復帰しています。小林可夢偉が走ってた辺りにいた、非常に評価の高い技術屋さんです。
ドライバーはバルテリ・ボッタスと周冠宇のコンビを継続。
リザーブドライバーはザウバーの若手ドライバープログラム出身、テオ・プルシェールに加えて、レッドブルのリザーブドライバーだったゼイン・マロニーが加入しているようです。
マシンはブラックに蛍光グリーンという、F1ではあまり見ない派手なカラーリング。
どうやら、キックのメインカラーがグリーンのようなので、こうなったものと思われます。
モタスポファン的には珍しい組み合わせかもしれないけど、ゾイドファンな私にはとても見慣れたカラーリングです。
旧ガイロス帝国軍…通称暗黒軍のゾイドの色だからね。暗黒軍ゾイド、ベース機体がいる場合、めちゃめちゃ性能強化されてお出しされるんだけど、そういう印象あるから、このカラーリング強そうに見える。
まぁ、実際は2023年のマシン性能を受け継いでるから結構苦戦しそうではあるんだけどね。
特に技術的に目新しい所がない昨年型の進化型ではあるんだけど、昨年型の戦闘力がイマイチだったので、何処まで戦闘力を上げられているか。
冬季テストは最後にパフォーマンスランで割と良い順位出しちゃったから分かりにくいけど、良さそうな印象を受けているという話は聞かないかなぁ。
ハース
マネーグラム・ハースF1チーム/アメリカ
本部:アメリカ・ノースカロライナ州カナポリス
ヨーロッパ拠点:イギリス・イングランド・オックスフォードシャー州バンベリー
グループ代表:ジーン・ハース
チーム代表:小松礼雄
テクニカルディレクター:アンドレア・デ・ゾルド
パフォーマンスディレクター:ダミアン・ブレイショー
ドライバー
No.20 ケビン・マグヌッセン/デンマーク
No.27 ニコ・ヒュルケンベルグ/ドイツ
リザーブドライバー
No.51 ピエトロ・フィッティパルディ/ブラジル
オリバー・ベアマン/イギリス
マシン:VF-24
パワーユニット:フェラーリ 066/12
チーム体制が変わったチームの一つ。
1月にチーム代表のギュンター・シュタイナー、それに先駆けてテクニカルディレクターのシモーネ・レスタがチームを離脱。
チーフエンジニアの小松礼雄がチーム代表に昇格。また、空席となったテクニカルディレクターにはチーフデザイナーのアンドレア・デ・ゾルドが就任。
パフォーマンスディレクターにはビークルパフォーマンス責任者のダミアン・ブレイショーが配置されています。
シュタイナーは日本人にも人気のあった人だけに、F1から離れてしまったのは残念。一方で、小松さんには頑張って欲しい。
技術畑の人材がチーム代表になるという、マッティア・ビノット時代のフェラーリと同じ構図というのも少し心配。
というのも、この世界割と政治力必要な場面あるから…小松さんは政治的な動き嫌いらしいので、巻き込まれた時が心配かなぁ。
政治的な動きが嫌いなだけで、やらないといけない場面ではできるんだろうし、小松さんはビノットとタイプが違うだろうし…まぁどうなるかは様子を見てみよう。
小松さんがどのようにチームを導いて行くのか、今後に注目です。
チーム体制は変わりましたが、アメリカの金融会社マネーグラムとのタイトルスポンサーは継続しています。
ドライバーはマグヌッセンとヒュルケンベルグのベテランコンビを継続。
チームの刷新を図る中でのベテランコンビは助けになりそう。
リザーブドライバーにはピエトロ・フィッティパルディに加え、フェラーリとのシェアでオリバー・ベアマンが選ばれています。
マシンはブラックにホワイトのカラーが継続。
マネーグラムの赤いロゴをはじめ、所々に赤が差し色として入っています。
2023年シーズンは予選で速さを見せても、レースではタイヤがすぐ劣化するからずるずると順位を下げてしまうという、レースにとても弱いという弱点がありました。
基本的にはそのマシンの進化型なので、同じ弱点が残っているものと思われますが、小松さんはその弱点を痛い程分かっているので、その弱点克服に邁進している模様。
冬季テストで最多周回数を記録した所からも、その弱点克服に主眼を置いている事が分かります。
まぁ、ガラッとマシンのコンセプトを変えた訳じゃないからまだ弱点残ってそうだし、そもそも戦闘力低い状態っぽいので今年は過渡期になりそうなんですけどね。
2024年F1開幕戦バーレーンGP予選!!
Q1
フェラーリの2台からコースイン!
アルピーヌの2台が続く。
4台ともミディアムタイヤを装着。
2024年最初の予選アタックはサインツJr.が記録。
残り13分を切って、各チームが一斉に動いた!
皆ソフトタイヤかな?
ピット出口が詰まってる…。
ガスリーはトラックリミット違反でタイム抹消。
残りは10分を切った。
後発勢がアタックを開始している。
ヒュルケンベルグがトップタイム!
ノリスがセクター2全体ベストでトップタイム!
ハミルトンは9番手タイム。
来ました、フェルスタッペンがトップタイム!
残り6分10秒、サインツJr.がトップタイム更新!
サージェントのリプレイ。
「あのメルセデス(ハミルトン)、どくのが遅いんだよ。」
残り4分、ウィリアムズ勢、レーシングブルズ勢がコースへ。
続々とコースインして行きます。
ピットレーン出口はまたしても渋滞。
周、最終コーナーで少しふらついた…11番手!
ピアストリは8番手!
ヒュルケンベルグが9番手タイム!
ボッタスは11番手!
マグヌッセンが10番手!
アルボンは8番手に入った!
チェッカー!
角田は9番手!
リチャルドは11番手タイム!
ここでストロールが2番手!
セクター1は全体ベストだ!
ハミルトンは10番手、この後がやや心配。
最後はアルピーヌ勢です!
オコンは自己ベスト出してるけど、ガスリーはセクター1で自己ベストを下回ってる。
オコン、タイムを上げたけど19番手タイム。
ガスリーも自己ベストは更新するも、20番手タイムだ。
ザウバー、アルピーヌがダブルノックアウト。
アルピーヌは冬季テストから心配だったけど、本当に戦闘力が…。
サージェントのリプレイ。
10コーナー立ち上がりで少し挙動を乱す。
少しインに切り込み過ぎて、路面のアンデュレーションにでもフロア擦ったかな?
Q2
トラックエボリューションが凄いようなので、皆様子見に。
残り13分、まず初めにハース勢とマクラーレン勢がコースイン。
マグヌッセン、トラックリミット違反でタイム抹消。
トップタイムはノリス!
結構良いタイムなのでは?
さぁ、フェルスタッペンが来た!
最終コーナーでフロントがふらついたけど、トップタイム更新!
2番手にはペレス。
フェルスタッペンとは0.5秒差…ギャップは大きいなぁ。
フェルスタッペンがミスったっぽい事を考えるともっと差がありそうだね…。
ハミルトンが6番手タイム、何か安定しないね…。
残り4分半、各車がセカンドアタックに入って行きます!
フェルスタッペンも出るようです。
さぁ、続々とホームストレートに戻ってきますよ。
おぉ、ヒュルケンベルグが2番手タイム!
ピアストリは6番手だ。
アルボンは8番手。
ストロールが8番手。
リチャルドは10番手タイム。
サインツJr.が2番手!
角田は8番手に食い込んだ!
おっ、アロンソが3番手だ!
チェッカー!
ここでルクレールがトップタイム!
さぁ、後はメルセデス勢…9番手には角田。
メルセデスの両ドライバーともタイムを更新して来ているぞ!
角田は残れるか…?
まずはラッセル、6番手に上がった!
そしてハミルトン!
4番手に滑り込んで、角田は11番手に押し出されました。
RBがダブルノックアウト。
角田、10番手のピアストリとは0.007秒差でQ3進出を逃す!
惜しい…!
ストロール、アルボン、マグヌッセンがノックアウト。
ハースはヒュルケンベルグが6番手タイムでQ3進出!
凄いぞ!
Q3
最終セッションはスタートから続々とコースイン。
新品タイヤを1セットしか持っていないアロンソだけガレージで待機しています。
まずはフェルスタッペンがトップタイム。
ルクレール、ラッセル、サインツJr.、ノリス、ペレス、ハミルトン、ヒュルケンベルグ、ピアストリの順。
ハミルトンはラッセルよりムラがあるような…一貫して速くない。
残り6分切って、アロンソがコースイン。
誰もいなくなった所を見計らってのアタックですね。
彼はこれが最後のアタックです。
残り4分、ヒュルケンベルグとマクラーレン勢がコースインしています。
コース上はアロンソがアタック中。
セクター2は全体ベストを記録しています!
そして3番手タイム!
マシンは去年程の戦闘力がないように見えるけど、それでもこのタイムを叩き出してくるの、凄くアロンソだわ。
続いて、ピアストリがラストアタック開始!
うーん、フェラーリ勢がコースインして来た所にかち合ってる…。
一応、セクター1は自己ベスト更新しています。
後続のノリスはセクター1で自己ベストを下回っていますが、セクター2は全体ベストを出してきました!
タイヤもたせる為に、セクター1抑え気味で走ってるのかも?
ピアストリは7番手タイム。
ノリスはチームメイトを上回る6番手!
ヒュルケンベルグは10番手だ。
ラッセルはセクター1で自己ベストを更新できていません…こちらも抑え気味で走ってるのかな?
フェルスタッペンはセクター1で全体ベスト!
チェッカー!
ラッセルは3番手に滑り込んできました!
セクター3は全体ベストを記録!
一方のハミルトンは8番手と振るわず。
フェルスタッペンがトップタイムを更新!ルクレールとの差は0.3秒程だ。
そのルクレールが戻ってきました、2番手タイム!
フェルスタッペンとは0.2秒差とそこそこ大きい。
サインツJr.は4番手タイム、ペレスは5番手タイムでした。
フェルスタッペン、開幕戦ポールポジション獲得!
通算33回目、パーソナルカーナンバーと一緒!
ルクレールがフロントローに並ぶという、去年の終盤みたいな構図。
セカンドローにはラッセルとサインツJr.!
アロンソは最終的に6番グリッドを獲得、十分なポジションに思える。
インタビュー、何かトラブルかな?
ちょっとタイムスケジュールが伸びてる。
フェルスタッペン、ルクレール、ラッセルが立ち話中。
不安定な風に悩まされたらしい。
インタビュワーはジョリオン・パーマー。
フェルスタッペン、フリー走行の結果は不満だったみたいね。
レースは自身があるって言ってる。
ルクレール。
2番手でガッカリ、感触良かったのかな?
レースペースについて訊かれてる。
ラッセル。
ファクトリーが頑張ってくれてって、ハミルトンと同じ事言ってるね。
冬季テストでの予選ペースについて言われてる。
フェルスタッペンと同じく、風について言及してる。
ポールポジションからはマックス・フェルスタッペン/レッドブル
2番手からはシャルル・ルクレール/フェラーリ
3番手からはジョージ・ラッセル/メルセデスAMG
4番手からはカルロス・サインツJr./フェラーリ
5番手からはセルジオ・ペレス/レッドブル
6番手からはフェルナンド・アロンソ/アストンマーティン
7番手からはランド・ノリス/マクラーレン
8番手からはオスカー・ピアストリ/マクラーレン
9番手からはルイス・ハミルトン/メルセデスAMG
10番手からはニコ・ヒュルケンベルグ/ハース
11番手からは角田裕毅/RB
12番手からはランス・ストロール/アストンマーティン
13番手からはアレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
14番手からはダニエル・リチャルド/RB
15番手からはケビン・マグヌッセン/ハース
16番手からはバルテリ・ボッタス/ザウバー
17番手からは周冠宇/ザウバー
18番手からはローガン・サージェント/ウィリアムズ
19番手からはエステバン・オコン/アルピーヌ
20番手からはピエール・ガスリー/アルピーヌ
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