« 19年の歳月 | トップページ | オデーサ歴史地区 »

2024年3月21日 (木)

アペニン山脈北部の蒸発岩のカルスト・洞窟群

ヨーロッパの世界遺産シリーズ!!

2023年に登録された、イタリアの世界自然遺産です。

イタリアを南北に1200km縦断する「イタリアの背骨」、アペニン山脈の北部に位置する7か所の国立公園や地域公園、自然保護区から成る世界遺産です。
対象エリアはエミリア=ロマーニャ州の南部に位置している模様。
同じく世界遺産となっているモデナの南西辺りにあるようです。フェラーリのお膝元であるマラネロの西方にあって、サーキットのあるイモラやレッドブルの所有する2つ目のF1チームがあるファエンツァにも近いようです。
この周辺には700以上も洞窟があり、鍾乳洞が美しいだけでなく、ニファルグス・ポイアノイというエビのような端脚類が住まう等固有種も多いようです。
また、イタリア最大のカルスト温泉が存在しているとか。
しかし、この世界遺産の目玉はカルスト地形そのもので、硬石膏もしくは石膏で形成されているとの事。
前述の洞窟についても、メッシニアン期(新生代・新第三期紀中新世の末期およそ725~533万年前)に形成されたものと、50万年前に形成されたものがあるとか。
おそらく、世界最古の硬石膏洞窟と思われるようです。
また、セッキア渓谷エリアの硬石膏は中生代・三畳紀(約2億5190万年前~約2億130万年前)に形成された「蒸発岩」と呼ばれる稀なもので、塩分を含んだ水が干上がった際に水分中に溶けていた物質が固体化してできるという過程を持つものだとか。
こうした形成理由から、地球科学上の未解決問題の一つである「メッシニアン塩分危機」を解決するものになると思われているようです。
そんな訳で、この地に関する論文は2000以上発表されており、世界で最も良く調査・研究されている蒸発岩カルスト地帯なのだとか。

IUCNからは最初「情報照会」決議が出されていましたが、会議では「登録」を勧告されています。
まぁ、むちゃくちゃ研究されている場所ですしね。





…という事で、2023年度に登録された世界遺産を紹介して行きます。
まだ全然編集してないので、不定期になる予定ですが…。





先日、久々に体を動かす機会がありました。
会社の同僚に誘われて、ボルダリングを少し…。

最近全然運動してなかったので、道具を使わずに手足で登るボルダリングが出来るのかと思ってましたが、意外と行けました。
初心者コースまでですけど。
あぁいうクライミング系スポーツのジムでは、壁が垂直になっている事が多いですが、鈍角になってる壁を登るコースも設定されており。
こちらは背中側に重力がかかる分、垂直壁より筋力必要で結構キツかったですねぇ。
久々に体動かすと、楽しいですね。
疲れるのと、汗かくのと、明確な目的なく走るのが嫌いなだけで、体を動かすのは嫌いじゃないのよね。

腕とその周りがクッソ痛いですがwww
後、「ホールド」とか「ボテ」と呼ばれる突起物(掴んだり足かけたりする所)にちょいちょい肘や膝をぶつけましたw
懐かしい感覚…。




24_3_17_tearai
因みに、その後、手を洗いに行きました。


24_3_17_yakiniku
肉だけどね。

舌を結構食べた。

|

« 19年の歳月 | トップページ | オデーサ歴史地区 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 19年の歳月 | トップページ | オデーサ歴史地区 »