開始は晩夏から
レッドブルのホンダ仕様缶を買ってみた。
上は2輪の最高峰、motoGPから、レプソル・ホンダ。
ライダーはゼッケンNo.93、5度のチャンピオンでスペイン人のマルク・マルケス。
ディフェンディングチャンピオンだ。
下はフォーミュラの最高峰、F1からアストンマーチン・レッドブル・レーシング。
ドライバーはカーNo.33、アグレッシブなドライビングで大人気なオランダ人のマックス・フェルスタッペンだ。
…という事で、2019年F1開幕戦 オーストラリアGP予選!!
開幕ジョヴィナッツィ。
いよいよF1のレギュラーシートを獲得したドライバーである。
ガレージに入っていくベッテル。
マシンで準備中のライコネン。
フェルスタッペンが小走りでガレージへ。
ルノーに移籍したリチャルドのファンだろうか、あの子達は。
晩夏のメルボルンは観客も盛り上がってるな!
天気も良く、絶好のレース日和ですね!
そんなF1界に訃報が。
この開幕戦に参加する為、メルボルンを訪れていたレースディレクターのチャーリー・ホワイティングさんが木曜日に66歳で急逝。
前日にはベッテルと話ながらトラックを歩く姿が見られていたという事ですが…。
原因は肺塞栓症とされています。
毎年開幕戦で行われる全ドライバーを集めた記念撮影では、喪章をつけているのが見えました。
マシンに追悼ステッカーを貼る等、それぞれのチームも思い思いの形で哀悼の意を表しています。
チャーリー・ホワイティングさんはF1の審判のような役割。
複雑なF1のレギュレーションを熟知しており、チーム関係者やメディアからの技術的な質問等に答えていました。
レース中にアクシデントがあった際の審判を下す立場ですが、F1ドライバーの言う事にも耳を傾け、彼等からも愛される存在でした。
F1ドライバーはライバルに過失があったと思うと、無線で「チャーリーに訊いてくれ!」とかチャーリーに向けたメッセージを発する事がありますが、それは信頼されているからなのかもしれませんね。
そして、レースのスタート時に安全を確認し、スタートシグナルを操作する「スターター」も務めています。
その他、F1マシンの安全性を高める活動を熱心に行っており、安全補助デバイス「ハロー」の取り付けを進めたのも彼。
結果、ベルギーGPで接触されたアロンソがルクレールの上空を飛び越した際にアロンソのマシンがルクレールの頭部に当たるのを防いだという場面が出てきました。
また、数年前の鈴鹿では忙しい中、セーフティカードライバーのベルント・マイランダーさんと揃ってトークショーに出席した事も。
今シーズンも開幕戦でシグナルを操作するチャーリーが見られるかと思っていましたが…残念です。。
要因はエコノミークラス症候群とも言われていますが、現在の過密スケジュールはF1ドライバーやチームメンバー、物流面だけでなく、関係者にも大変な負担になっているのだろうと思います。
元F1の総帥、バーニー・エクレストンも言っていましたが、チャーリーはF1になくてはならない、唯一無二の人と言っても良いかもしれません。
あれ程レギュレーションを熟知していて、皆からも愛されている人はそうそういない…代わりを務めようとしても、1人じゃ無理な気がします。
何人かに分割しても難しいかも。
それ程、非常にプロフェッショナルな方でした。
取り急ぎ、レースディレクターのポジションには後任の方が就きました。
フォーミュラE等でレースディレクターを経験されている方のようですが、チャーリーの後釜は大変だろうなぁ…。
チャーリーのご冥福をお祈りします…。
さて、大きな存在を亡くしてしまったF1ですが…それでも、力強く、新しいシーズンをスタートさせています。
まずは注目の予選!
ここ、アルバート・パーク・サーキットは決して普通のサーキットとは言えないですが、それでも勢力図がどうなっているのか、楽しみですね。
Q1
注目の予選1回目。
まず最初にコースに出たのはマクラーレンのルーキー、ノリス。
同じくルーキーのラッセルと9年振りに復帰したクビサのウィリアムズ勢も出てきています。
アルファロメオに移籍したライコネンは今回で17回目のオーストラリア出走。
最多出走記録を樹立しているそうでw
最年長だもんなぁ…。
マクラーレンは去年よりも安定感ある走りをしているように見えます。
一方で、昨年マシンの戦闘力不足に悩まされたウィリアムズは今年も運転し辛そう。
これは新車が間に合わなくて、冬季テスト1回目の1日目2日目、そして3日目の午前中を逃したというのもあると思いますが、基本的なマシンの設計が去年のを払拭し切れていない可能性も…。
ちょっと、これは心配になるパフォーマンスですね。。
そして、フロントが路面のバンプで跳ねて扱い辛そうなのがメルセデス。
ハミルトンはステアリングの修正が少なく済んでいるようですが、ボッタスの方はステアリングの修正多いし、扱いにくそうにしています。
オンボードを見る限りはフェラーリの方が格段に運転しやすそうなマシンになっていそうですね。
レッドブルのチーム代表、クリスチャン・ホーナーがコメントしていた「メルセデスは速いが、走りが固い。」とは、バンプで跳ねる所を見ての事でしょうか。
レーシングポイントは開幕戦で大きく変えてくるという話でしたが、パッと見は変わらないかなーとか素人目では思えたり。
残り2分。
メルセデスガレージのエステバン・オコン。
ハミルトンに比べて少し苦戦しているように見えるボッタスの走りを、どう見ているのか…。
リプレイ。
ピットレーンを進むペレスの前にガレージから出てきたマグヌッセンが!
これはハースにアンセーフリリースが出る可能性が…。
チェッカー!
次々とタイムが上がる各車!
ここでフェラーリのルクレールがトップタイムを記録!
えっ、ガスリーが16番手に落ちてる…?
あれ、ピットに戻ってる…Q1ノックアウト!
レッドブル移籍後初の予選はほろ苦い結果に。
どうやら、チームの判断ミスのようですね。。
レッドブルは2台共1アタックの予定だったらしいんですが、中古タイヤで2度目のタイムを出しに行って逃げ切ったフェルスタッペンに対し、ガスリーはちょっとタイムが足りなかったようです…。
その他、ジョヴィナッツィが4番手、トロロッソのクビアトが5番手と高い位置でのフィニッシュになっています。
公道コース故に、路面の進化か激しくて、タイムの上がり方が非常に高かったようだ。
そして、クビサのリプレイ。
ウォールにタイヤを接触させてパンクし、コースオフ。
運転しにくいマシンで攻めた結果の接触、かな…?
そして、ラッセルがクビサのを上回っていました。
流石はF2チャンピオン、ベテランのクビサを上回ってくるとは。
ほぼ全車がチェッカーを受けた時にマグヌッセンとペレスに審議のアナウンスが。
Q2
今度はハミルトンが真っ先にコースに出た!
先にどかんとタイムを出してしまおうという事ですかね。
続いてベッテルとルクレールのフェラーリ勢がコースへ。
しかし、ハミルトンはアタックラップで結構他のマシンに引っ掛かってたなぁ。
そして、ルクレールがトップタイム!
ボッタスがそれを上回ってトップに!
そのスピード、何処から出してきた?
Q1の不安定な感じは何だったんだ…。
残り4分切った!
ファン特製の巨大ライコネン顔パネルwww
ツイッターによると、ラッセル版もあったらしいし、流行ってるのかなwww
アルファロメオガレージのマーカス・エリクソン。
ちゃんと現場にいるのね。
残り3分切って、ラストアタックの時間に。
中段勢で誰がQ3に進出するのか、気になります!
路面の進化を考えてか、タイヤのないルクレール以外がアタックに出てますね。
あ、でも、ヒュルケンベルグはガレージに戻ってきたみたい?
ハースのステアリング捌き、安定しているなぁ~。
安心して見ていられる…これがフェラーリの力かなぁ。
おっと、ノリスが9番手に入ってきた!
好調なようです!
ここで、ハミルトンがトップタイム!
トラックレコード更新!
母国GP、ルノーのリチャルドがタイム更新するも、12番手でQ3に届かず!
レーシングポイントのペレスがルノーのヒュルケンベルグを上回って10番手に滑り込んだ!
ベッテルのリプレイ。
コーナーでオーバーランして、グラベルと芝生の上を走行。
結構やっちゃってるなぁ…。
ヒュルケンベルグのリプレイ。
無線ですね…成程、マシントラブルでガレージに戻ったようで。
ルノーはメーカー系チームなれど、Q2でダブルノックアウトだ。
トロロッソもここでダブルノックアウト。
新人勢ではノリスが唯一Q3に進出しています。
Q3
まずはボッタスがトラックレコードを更新するトップタイムを叩き出す!
見てて怖かったQ1の時に比べて、格段に良くなっているね…Q1終了後にセッティング変えたんだろうし、それが良く出てるのかもね。
オコンも食い入るように見つめてる。
最初のアタックを終えて、メルセデス、フェラーリ、レッドブル、ハース、マクラーレンと続く順番に。
まだアタックしていないライコネンとペレスはタイヤがないので、1回アタックのようです。
残り3分半、2019年最初のポールを決める、Q3ラストアタックの時間です!
最後にルクレール、ベッテル、ライコネンと出て来て…フェルスタッペンが更に遅れて、最後尾でコースへ。
さぁ、まずはハミルトンがセクター1で全体ベスト!
セクター2も全体ベストでしたが、ボッタスが塗り替えています!
チェッカー!
ハミルトン、セクター3全体ベストでトップタイム!
1分20秒486は勿論、トラックレコードを更新!
昨年、ハミルトンが記録したポールタイムより1秒以上速いぞ!
ノリスは8番手でチェッカーだ。
ライコネンとペレスを上回っている。
ボッタスはセクター3を自己ベストで繋ぐも、ハミルトンには届かず、2番手!
フェラーリ勢、ラストアタックは奮わず、ベッテルが3番手、ルクレールが4番手。
フェルスタッペンはセクター1で出遅れたものの、そこから巻き返して最終的にルクレールを上回る4番手を獲得!
セカンドローについた!
これは第4期の予選リザルトで最も上位だ。
5番手スタートが最上位だったからね…。
そして、メルセデスがフロントロー独占!
メインのライバルとなるであろう、フェラーリに0.5秒差付けていますね…やっぱりペースを隠してたか。
グリッドインタビュワーはポール・ディ・レスタ!
彼はドライバーとしても良かったと思うけど、良いインタビュワーだよなぁ。
ハミルトン、オーストラリアで8回目のポール獲得。
これはアイルトン・セナのサンマリノGP(イモラ)での記録、ミハエル・シューマッハの日本GP(鈴鹿)での記録と並ぶものだとか。
来年はこれを越える可能性があるのか…すげぇな。。
ベッテルは「やられたなぁ…」って苦笑いかね。
…ん、マイクがハミルトンとボッタスの会話拾ってる?!
ピレリのポールポジションアワードのタイヤを渡したのは、オーストラリアが誇るレジェンドドライバー、アラン・ジョーンズでした!
終わってみれば、メルセデス…ハミルトンでしたか。
でも、ボッタスも中々良さそうだ。
フェラーリはどうなんだろう…ベッテルは「マシンは良いよ」と言っているけど、メルセデスに負けてるしなぁ…。
レッドブルはやっぱりガスリーが心配だけど、位置的にはメルセデスとフェラーリに次ぐポジションには残っているので、何処かで優勝できるのでは。
中段勢は今の所、やはりハースが速いようだ。
アルファロメオやレーシングポイント、マクラーレンも想像以上に良さそう。
トロロッソはまだちょっと控え目かな…?
一部を見ると中々良さそうに見える時もあるので、Q3進出狙える時はあるかも?
逆にルノーは思った程良くなかったね。今後に期待だ。
この辺の序列はコロコロ変わるだろうし。
そして、ウィリアムズは予想通り。
名門チームだけに、完全なバックマーカーになっているのは寂しいものだ…。
ポールポジションはルイス・ハミルトン/メルセデスAMG
2番手からはバルテリ・ボッタス/メルセデスAMG
3番手からはセバスチャン・ベッテル/フェラーリ
4番手からはマックス・フェルスタッペン/レッドブル
5番手からはシャルル・ルクレール/フェラーリ
6番手からはロマン・グロージャン/ハース
7番手からはケビン・マグヌッセン/ハース
8番手からはランド・ノリス/マクラーレン
9番手からはキミ・ライコネン/アルファロメオ
10番手からはセルジオ・ペレス/レーシングポイント
11番手からはニコ・ヒュルケンベルグ/ルノー
12番手からはダニエル・リチャルド/ルノー
13番手からはアレクサンダー・アルボン/トロロッソ
14番手からはアントニオ・ジョヴィナッツィ/アルファロメオ
15番手からはダニール・クビアト/トロロッソ
16番手からはランス・ストロール/レーシングポイント
17番手からはピエール・ガスリー/レッドブル
18番手からはカルロス・サインツJr./マクラーレン
19番手からはジョージ・ラッセル/ウィリアムズ
20番手からはロバート・クビサ/ウィリアムズ
さて、事前に予想した、予選結果を見てみましょう。
ポールポジション:ベッテル/フェラーリ(×)
2番手:ハミルトン/メルセデスAMG(×)
3番手:ボッタス/メルセデスAMG(×)
4番手:ルクレール/フェラーリ(×)
5番手:フェルスタッペン/レッドブル(×)
6番手:ガスリー/レッドブル(×)
7番手:リチャルド/ルノー(×)
8番手:グロージャン/ハース(×)
9番手:ヒュルケンベルグ/ルノー(×)
10番手:ライコネン/アルファロメオ(×)
11番手:マグヌッセン/ハース(×)
12番手:サインツJr./マクラーレン(×)
13番手:ペレス/レーシングポイント(×)
14番手:クビアト/トロロッソ(×)
15番手:ストロール/レーシングポイント(×)
16番手:ジョヴィナッツィ/アルファロメオ(×)
17番手:ノリス/マクラーレン(×)
18番手:アルボン/トロロッソ(×)
19番手:クビサ/ウィリアムズ(×)
20番手:ラッセル/ウィリアムズ(×)
全然当たってねーなwww
14、15番手とか惜しいけど…。
そして、ウィリアムズの序列はクビサが後ろでしたか…。
いやぁ、予想難しいですねw
F1でTOTOみたいなもん始まっても、当てられる気がしねーなwww
2019年F1開幕戦 オーストラリアGP決勝!!
予選に引き続き、良い天気のメルボルンである。
お客さんもご機嫌ですね!
おっと、スタート/フィニッシュライン近くにいるのは、パパハミルトンかな…?
久々にカメラに抜かれたような。
チャーリー・ホワイティングさんへ黙祷。
そして、オーストラリア国歌!
男性歌手が歌い上げる開幕戦の国歌だ。
…あれ、いつもの曲芸飛行機隊とか輸送機とか来ないな。
…あ、国歌の後に輸送機が飛んで来た。
飛んでる飛んでる。
ちょろっとスモーク出してる??
ライコネンファンの日本人女性映ってるやん。
んー、知ってる人かも…?
OP、去年と同じBGM。
グラフィックはより直球になったよね。
ドライバー名入ってるし、国旗デザインされてるし。
フロントウイングの幅が広がってるから、スタート直後の接触に注意…。
それと、今年からファステストラップポイントが導入。
レースのファステストラップを刻んだドライバーに1ポイントが加算されます。
しかし、加算される対象はトップ10…つまり、入賞圏内にいるドライバーだけ。
まぁ、トップ10外にいても、ライバルがトップ10内にいてファステスト出しそうな時は、ファステスト出して1ポイントの獲得を阻止するとかで狙う動機はありそうですね。
まぁ、ファステストも殆どトップ3チームが出しちゃうからアレそんなシチュエーションは中々ないのだけれど。
シグナルがブラックアウト!
早々にルノーが1台ダートに落ちたが、大丈夫か?
リチャルドだ…ダートの段差でフロントウイング落としちゃってるぞ!!
そして、2番手からスタートしたボッタスがハミルトンをかわしてトップに躍り出た!
オープニングラップを終えて、クビサとリチャルドがピットイン。
クビサもフロントウイング落としてのピットインですね。
どうやら、2コーナー立ち上がりでガスリーと接触した後に落としたようだ。
割れずにそのまま宙を舞うフロントウイング…すげぇ。。
2台の早期ピットストップはあったものの、その後順調にレースは進行。
しかし、11周目にマクラーレンのサインツJr.がバルサン!
トラブル起きたのが丁度最終コーナー近くだった為、ガレージに戻ろうとしたようだけれど、既に危険な状態だったので、ピットレーン入口でストップ。
ストップ直後はちらちらと炎が見えてたくらいだけど、すぐに炎の勢いが増したな…。
その後くらいから、1回目のピットストップを行うマシンがちらほらと。
ピットインのタイミングとしては、ちょっと早いような…?
16周目にグロージャンがピットイン。
しかし、左フロントのナットが絞まらなかったのか、10.8秒もの時間がかかってしまいました。
順調にレースを進めていたのに、勿体無い…これは去年のオーストラリアを思い出させる嫌な感じだね。。
去年は2台共、ピットストップした直後にタイヤが外れてストップ、リタイアしてるからね。
そして、上位勢ではボッタスが独走。
3番手のベッテルがピットインした事により、そのカバーとして2番手のハミルトンがピットイン。
23周目にボッタスがピットインした事により、フェルスタッペンが先頭に。
ホンダパワーユニットが先頭を走る事になりました。
そのフェルスタッペンは26周目にピットイン。
ボッタス、ハミルトン、ベッテルに続く4番手でコースに戻っています。
28周目、ジョヴィナッツィのピットイン。
こちらも左フロントが入らず、所要時間が8.2秒。
だいぶピットインのタイミングを引っ張って粘り強くポジションキープしていたのに、勿体無いなぁ。
新品のミディアムでスタートしたにしては、最後の方のペース全然上がってなかった訳だけどね…。
同タイミングでルクレールもピットイン。
この局面でハードタイヤ…だと…。
ルクレールはこのタイヤに対するフィーリングが良かったらしく、速いタイムを刻んでいたからこのチョイスではないかとの事。
31周目、フェルスタッペンがフレッシュなタイヤを駆使してベッテルをかわした!
これで表彰台圏内となる3番手!
フェルスタッペンは続いて、ハミルトンを追っています!
彼もベッテルの1周後にタイヤ替えてるから、行けなくはない気がする。
リチャルドがガレージに戻ってリタイア。
母国3回目のリタイアとなりました。
スタート直後のダートでのダメージでしょうか…?
32周目、今度はグロージャンがストップしてる!
ピットウォールの小松さんの後ろ姿が映る。
リプレイでは、コーナーを曲がれず、直進しているのが見えます。
そして、一瞬、左フロントが外れかかったのが見えましたね。
タイヤ交換してから数周経っているので、去年みたいにハマってないじゃなくて、ナットの不具合とかでしょうか?
いずれにしても、好調なハースにとっては痛いリタイアですね…。
38周目、10番手争いを展開しているクビアトがペレスに仕掛けた!
インを突いて…あーっと、止まらない!
オーバーランだ!
結構ゴリゴリとグラベルを走っています。
マシンへのダメージが気になりますね…。
ここでようやく引っ張っていたガスリーがピットイン。
クビアトの直前で戻り、すぐにクビアトが前に出ています。
11番手…うーん、もうちょっと早くピットインしてれば、クビアトの前に出れて、ペレスやライコネンの中段勢を抜けていたのでは。
確かに、タイヤは一番持ちの悪いソフトタイヤですが…結果、ガスリーはクビアトを抜きあぐねて11番手にホールドされてしまいます。
44周目、ベッテルの無線。
ベッテル「何でこんな遅いの?」
チーム「分かんない。」
ベッテル、大丈夫かな…。。
この後、ペースの落ちたベッテルはルクレールに追い付かれています。
ルクレールは無線で「セバスチャンの後ろにいた方が良い?YESかNOで答えて。」と質問し、チーム側から「YES、バックオフして間隔を開けてくれ。」と返答が来ると言うやり取りが。
それにしても、ルクレールはストレート且つ上手い話し方してるね。YESかNOで答えてって言うことで、相手の選択肢が2択になっている。
そして、この局面では、迅速な返答が欲しいだろうから、有効な訊き方だと思う。
54周目、だいぶ陽が傾いてきました…終盤です。
50周目にフェルスタッペンが1コーナーで飛び出すミスをしており、2番手のハミルトンとは約2秒差に広がっています。
ここからフェルスタッペンはチャージをかけてくるだろうけれど、ハミルトンもそれに備えてタイヤを温存しているだろうから、どうなるか。
そして、後ろではヒュルケンベルグとライコネンの7番手をかけたバトル。
アルファロメオ、結構良い感じなんだなぁ…。
そして、9番手争いもペレス、クビアト、ガスリーの3人で続けています。
55周目、そろそろファステストラップポイントの事を考え始めたかな…。
まずはフェルスタッペンがファステスト!
ボッタスもそれに反応して飛ばし始めた!
ボッタスは無線でファステストポイント狙うって公言してたしなw
ハミルトンはタイヤが古いので、ファステストこそ出せないものの、フェルスタッペンを近付かせない程度にはペースを上げているようだ。
58周目、ファイナルラップ!
さぁ、ボッタスがファステスト更新!
やっぱり引き出し持ってるなぁ、メルセデスは…。
そして、フェルスタッペンはハミルトンを捕らえられなさそうです。
ファステストもボッタスに及ばず、どうやらこの位置でチェッカーを迎えそうですね。
そして、ボッタスがトップでチェッカー!
2018年は未勝利に終わったボッタスですが、控えに評価の高いオコンもいる今シーズン、最初から飛ばしてきましたね!
反撃の狼煙となるか…?
ハミルトンが2位に入り、メルセデスが1・2フィニッシュ!
フェルスタッペンが3位に入り、ホンダの第4期初のポディウム獲得となりました!
これは2008年イギリスGPでルーベンス・バリチェロ(ホンダのワークスチーム)が3位に入って以来、11年振り。
ボッタス無線。
ピー。
いやぁ、嬉しそうですねぇ〜。
ファステストラップポイントはボッタスが獲得!
メルセデスは開幕戦で望み得る最大のポイントを獲得(1位、2位、ファステストポイント)した訳だ!
そして、ドライバー・オブ・ザ・デイもボッタスである!
強いボッタスが帰ってきた感あるな!
ガレージインタビュワーはブランドルおじさん。
ボッタス「何が起きたか分からないけど、全て順調でした。」
ホントに嬉しそう!
ハミルトンは対照的に、全く嬉しくなさそうな…寧ろ淡々としてて怖いくらいだ。
ブランドルおじさん「マックスに最後追いかけられたけど?」
ハミルトン「いや、全く問題ありません。」
ベッテルがアンダーカットを狙いに行った時に、カバーしなくて良かったのではないかと川井ちゃんに言われているけれど、おそらく本人もそう思っていそう。
ハミルトンはチームと長い話し合いしそうだね。
フェルスタッペン「芝生に乗っちゃったのはちょっと残念でした。」
概ね満足そうな表情である。
ホンダのパワーユニットに対しても満足げなコメントしてるけど、パワーユニットがルノーだった時とは全然違う反応だ。
実際、フェルスタッペンもメルセデスのチーム代表、トト・ヴォルフも言っているけど、レッドブルは直線スピード上がってるようで。
オーバーテイクは多くの場合、直線スピードが鍵になるので、レッドブル陣営からしたら嬉しいし、ライバルからしたら警戒したい所だと思う。
ガレージの壁のモニターにはチャーリー・ホワイティングさん追悼の映像が…。
表彰台!
フィンランド国歌!!
昨年のアメリカ以来だ。
かーらーのー?
いつもの!
ドイツ国歌はモタスポ公式ソングですねw
シャンパンファイト!
…の前に飲んでるじゃねーか!www
ボッタス、余程嬉しかったのか、ドフライング飲酒w
しかも、満足げな表情であるwww
紙吹雪、量が多すぎるしwww
そして、表彰台インタビュー。
インタビュワーは地元・オーストラリアのゑ!!
ゑも良いインタビューしてるよね。
…あ、優勝者だけなのね、表彰台インタビュー。
ゑ「どうやって勝ったんでしょう?
朝食何食べました?」
ボッタス「お粥食べました。」
ちょwww
これでボッタスファンの縁起の良い食べ物がお粥になったなwww
ボッタスは「楽勝と言って良いと思う。」というコメントまでしているので、非常に良い手応えを感じているのかもしれません。
これはこの先が楽しみですね、対ハミルトン的な意味で。
メルセデスはちょっとマシンが固くて運転し辛そうだけれど、速い事には変わりなさそうなので。
そして、フェラーリはもうちょっと頑張らないといけないようですね…。
特にベッテル。
うかうかしてるとルクレールにやられそうだな…。
それと、チームはベッテルの後半スティントのペース不足を調査している事でしょうから、次戦以降どうなるか見ていきたいですね。
レッドブルは兎に角ガスリーが残念で仕方がない。
次のバーレーンはガスリーが去年4位入賞した場所なので、期待しています。
ホンダのパワーユニットがバーレーンのようなストップ&ゴー型のサーキットでどう戦闘力を出してくるか楽しみです。
ここが良ければ、カナダとかみたいなサーキットでも結構頑張れるのでは…。
そして、3戦目の中国がよりノーマルなサーキットとなるので、そこでの戦闘力は重要です。
中段争いはやっぱりハースが一歩抜き出ているかもしれません。
その中で、ルノーのヒュルケンベルグが7位入賞は頑張ったと思う。
リチャルドがマシンに慣れてくれば2台でハースを苦しめ始めるかもしれませんが、チームとして見ると、まだまだ目標としているトップ3チームに近付く為には戦闘力が足りないかもしれませんね。
アルファロメオ、レーシングポイント、トロロッソ、マクラーレンはルノーも含めて、ホントに混戦になりそう。
今回は2007年ワールドチャンピオンのライコネンを要するアルファロメオがヒュルケンベルグを追い立てるという目立ったレースしてましたね。
ジョヴィナッツィも他の多くのドライバーのストラテジーを破壊したという面では非常に良い働きをしていましたね。
この状況を脱せたのはスティントを伸ばしたストロールとガスリーだけだったのでは。
レーシングポイントは相変わらず堅実そうだし、トロロッソも悪くなさそう。
マクラーレンはサインツJr.が不運でしたけど、ノリスが予選でQ3進出しているし、去年よりも戦闘力ありそうだから、サインツJr.が力を発揮してくれば面白くなるでしょう。
ウィリアムズは予選でも遅いし、決勝でも遅いからもう今シーズンも茨の道所か、地獄なのでは…。
折角F2チャンピオンのラッセルと評価の高いクビサがいるのに、マシンが彼等の実力に見合うものではないような気がするので、大変なシーズンになりそうです。
この状況、ベテランのクビサはともかく、若手のラッセルにとってはとんでもなくリスキーな状況で、マシンの遅さに引っ張られて評価されないという、将来を傷付ける要因となってしまう可能性があってだな…。
特に、予選で2018年のF2でランキング2位だったノリスが輝いたからね…。
2008年のF2トップ3が全員F1に昇格してるの、実は結構競争的な環境だよね。
同じタイミングで戦ってた人達がそのまま上がってきてる訳だから、直接比較されて評価されるぞ。
因みに、F1は998回目のグランプリ開催でした。
バーレーンは999回、中国が1000回目だ。
メモリアルですねぇ。
優勝はバルテリ・ボッタス/メルセデスAMG
2位はルイス・ハミルトン/メルセデスAMG
3位はマックス・フェルスタッペン/レッドブル
4位はセバスチャン・ベッテル/フェラーリ
5位はシャルル・ルクレール/フェラーリ
6位はケビン・マグヌッセン/ハース
7位はニコ・ヒュルケンベルグ/ルノー
8位はキミ・ライコネン/アルファロメオ
9位はランス・ストロール/レーシングポイント
10位はダニール・クビアト/トロロッソ
ここまでがポイント獲得。
11位はピエール・ガスリー/レッドブル
12位はランド・ノリス/マクラーレン
13位はセルジオ・ペレス/レーシングポイント
14位はアレクサンダー・アルボン/トロロッソ
15位はアントニオ・ジョヴィナッツィ/アルファロメオ
16位はジョージ・ラッセル/ウィリアムズ
17位はロバート・クビサ/ウィリアムズ
リタイアは…
ロマン・グロージャン/ハース
ダニエル・リチャルド/ルノー
カルロス・サインツJr./マクラーレン
ここで事前に予想した決勝結果を見てみましょう。
優勝:ハミルトン/メルセデスAMG(×)
2位:ベッテル/フェラーリ(×)
3位:ボッタス/メルセデスAMG(×)
4位:ルクレール/フェラーリ(×)
5位:フェルスタッペン/レッドブル(×)
6位:リチャルド/ルノー(×)
7位:ヒュルケンベルグ/ルノー(○)
8位:グロージャン/ハース(×)
9位:マグヌッセン/ハース(×)
10位:ライコネン/アルファロメオ(×)
11位:サインツJr./マクラーレン(×)
12位:ペレス/レーシングポイント(×)
13位:ジョヴィナッツィ/アルファロメオ(×)
14位:アルボン/トロロッソ(○)
リタイア
ガスリー/レッドブル(×)
ノリス/マクラーレン(×)
クビサ/ウィリアムズ(×)
ラッセル/ウィリアムズ(×)
クビアト/トロロッソ(×)
ストロール/レーシングポイント(×)
7位の男・ヒュルケンベルグとアルボンだけ当たったわw
やっぱめっちゃムズいな、予想するのwww
ドライバーズランキング。
1位:ボッタス/メルセデスAMG(26Pt)
2位:ハミルトン/メルセデスAMG(18Pt)
3位:フェルスタッペン/レッドブル(15Pt)
4位:ベッテル/フェラーリ(12Pt)
5位:ルクレール/フェラーリ(10Pt)
6位:マグヌッセン/ハース(8Pt)
7位:ヒュルケンベルグ/ルノー(6Pt)
8位:ライコネン/アルファロメオ(4Pt)
9位:ペレス/レーシングポイント(2Pt)
10位:クビアト/トロロッソ(1Pt)
11位:ガスリー/レッドブル(0Pt)
12位:ノリス/マクラーレン(0Pt)
13位:ペレス/レーシングポイント(0Pt)
14位:アルボン/トロロッソ(0Pt)
15位:ジョヴィナッツィ/アルファロメオ(0Pt)
16位:ラッセル/ウィリアムズ(0Pt)
17位:クビサ/ウィリアムズ(0Pt)
18位:グロージャン/ハース(0Pt)
19位:リチャルド/ルノー(0Pt)
20位:サインツJr./マクラーレン(0Pt)
コンストラクターズランキング。
1位:メルセデスAMG(44Pt)
2位:フェラーリ(22Pt)
3位:レッドブル(15Pt)
4位:ハース(8Pt)
5位:ルノー(6Pt)
6位:アルファロメオ(4Pt)
7位:レーシングポイント(2Pt)
8位:トロロッソ(1Pt)
9位:マクラーレン(0Pt)
10位:ウィリアムズ(0Pt)
メルセデスのスタートダッシュがやべぇw
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