カビの如く
朝は眠い…が、朝に弱い俺には丁度良いのかも知れない。
だが、通勤電車はあかん。
プリティスタイルとは…w
「ミント畑からこんにちは!!」とは…w
ミント風味は控え目でした。
でも、これも良いな。
以下、感想。
今回は「地球連合」の中でも、異星人・ビルサルドと彼らの科学力の結晶、メカゴジラに焦点が当たる…と思ったら、違いました。
メインは主人公・ハルオの考え方の変化だった。
そこに異星人と地球人の考え方の違い、自己思考型金属のナノメタルによる対ゴジラ作戦、新たな人型種族といった要素が加わってました。
引き続き、非常にSF的!
後、パンフにメーサー戦車だのスーパーXだのF-3SY(ムーンライトSY-3を連想させる名前だ…)だの機動装甲服ジャガー(ジェットジャガーがモチーフだな?)だの出てきたの楽しい。
見たかった。
メカゴジラは前作のOPでゴジラ襲撃直前に起動しようとして失敗、喪失してましたが、まさかの復活か…と思ってた。
けど、やっぱ壊れたまんまでしたー。
劇中には頭部の一部しか出て来なかったんだけど、機体を構成するナノメタルが自己増殖やら捕食やらを繰り返して、都市を形成。
…つっても、メカゴジラ開発プラントの複製だから、工業地域みたいな感じだったけど。
メカゴジラシティと呼称されたこの都市は結構な規模で、あのゴジラ・アースが小さく見えるレベル。
…まぁ、でも、今までゴジラから雲隠れしていたのに、メカゴジラシティの要塞化が完了する前に迷彩雲取り払ってゴジラに見つかっちゃうとか、もうちょっと待てなかったのか、と。
暴走AI…つか、これはビルサルドの考え方もあるけど、どうなんよ。
結果、以前のメカゴジラみたいに不具合が出たりして準備不足のまま戦闘に。
まぁ、結末見ると、準備万端だったにしても関係なさそうでしたが。
都市対ゴジラというドリームマッチも良いけど、やっぱりゴジラとメカゴジラのバトルも見たかったなぁ~。
パンフにあったスペックによると、歴代メカゴジラ譲りの多彩な武装と、歴代メカゴジラ中最も軽そうなフットワークで立体的なバトルが楽しめたのかもしれない。
今回、メカゴジラシティの支援機となったのは、機動兵器ヴァルチャー。
戦闘にも転用できる土木作業用のパワードスーツをナノメタルで強化した機体。
メカゴジラの支援をするのは鳥の名前を冠したメカ、という流れが組まれているように思う。
空中を自由に飛び回るヴァルチャーはかっこ良かったね。
デザインは女性的な、そして動物的なスタイリッシュさがあり、主人公メカにでもなりそうな感じすらある。
パンフを見る限り、主人公メカにならないように、でも近付けるという感じだったっぽいし、そこら辺のバランスは細心の注意を払っていたみたいだ。
フツア族。
前回のエピローグから登場した、可愛い成分(…と言いつつ、長老めっちゃ目立ってたけど)。
褐色肌の野性的な種族だけど、身体能力高くて社会性がある!紐を文字のようにしてたり、実際に喋れたり、かなり知性高い。
中心となる女の子…女性?は双子。
他の種族に比べて背が低かったり、体に昆虫の燐粉のような粉がついていたり、テレパシー使えたり、彼らの崇める神(ゴジラに破れて今は卵のみ)がいたりと、双子含め、この種族は何かとシリーズお馴染みの小美人やコスモスを連想させる。
まぁ、ここまで来ると、モスラと関連あるのは決定的で、双子の前髪はモスラの触角を模してるし、パンフには彼らの集落に至る断崖はモスラが突っ込んだ跡とか書いてあるし。
人型種族だけど、劇中では人類と言えるかはまだ分からないと言われているようだ。
基本的に、人類と同じ大気中で暮らしているけど、毒霧の中でも活動できるようだし、特殊だよね。
今回では、昆虫か昆虫系怪獣の遺伝子が混じってる人類の子孫だとか、昆虫が進化して人類のニッチに入り込んだ種族だとかそんな感じで言われてるみたい。
…仕草は普通に人類なんだよなぁ。
ところで、テレパシーって、受け取り側の脳が勝手に母語に翻訳してんだね。
ビルサルド。
今回、考え方…というか、価値観が地球人やエクシフとは違う事が決定的になってしまった異星人。
好戦的…というか、軍人然とした種族だったので、そりゃあ戦いにおいては効率重視になるよな…と思いつつも、ナノメタル信仰凄い(ナノメタルは確かにだいぶ凄い)し、ゴジラを倒した暁にはナノメタルで以て、地球を自分達の星にしてしまおう感すら漂うという…。
ナノメタルがあれば大丈夫!とか、ナノメタルと一体化すれば大丈夫!みたいなアレとか、大気圏外から突っ込んでぶち抜く!1機より2機、2機より3機だ!とか、何だか第二次大戦の日本を見てる気分。最後のヴァルチャーで急降下突撃とか神風特別攻撃隊を思い浮かべる。
勝手に人をナノメタルと同化させようとして、結果ヒロイン殺すし。
タンクトップ姿で結構大きいお胸見せてたのも、キスシーンも、ビルサルドの考え方に同調してたのも、ヴァルチャーパイロットとしての活躍も全部死亡フラグだったか…。。
しかし、今回の戦いでビルサルドは主要人物が戦死したので、次回、彼らがどう動くのかが見所になりそう。
エクシフ。
こうなってくると、彼らもわかんねぇな。
彼らの星を滅ぼしたのはED後のエピローグでギドラ族だと明かされたけど、ギドラ族との関係性がまだハッキリしないんだよね。
名を口にするのは禁忌と言ってるけど、奴はゴジラよりも強大みたいな事言ってるし、畏怖っつーか、違う想いがありそうな感じ。
彼らは宣教師のような種族だけれど、意外と彼らの神がギドラだったりとかあったりして。
関係性によっては、ギドラをわざわざ地球に呼び寄せてきたりとか…ありそうだし。
ゴジラ・アース。
全高300mと、歴代最大なのだけれど、時代設定的に回りが自然物ばかりでイマイチ大きさが分からん。
メカゴジラシティにしても、規模が大きいのは分かるけど、架空の存在だからか、メカゴジラシティもゴジラ・アースもスケール感が掴みにくい…。
勿体ないような気はする。
まぁ、ゴジラ・アースは前作でハルオ達が戦っていたゴジラ・フィリウス(初代や2代目等と同じ全高50m)の直後に現れたから、如何に大きいかは推し量れはしたんだけど。
ゴジラ・フィリウスでも十分でかく感じたしね…。
そういえば、ゴジラ・アース、熱線の他に超振動波も使うんだね。
ウルトラ怪獣列伝のゴモラを思い出した。
それにしても、ゴジラ・アースの適応力は歴代ゴジラにも通じる所があるね。
ナノメタルの金属的性質、熱伝導の良さを利用して、自身を1000℃以上の高温にする搦め手を使うとは。
さて、次回はエクシフとギドラ…キングギドラ?の話になるっぽいかな?
…ところで、モスラは出るのかな?
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