ヤズドの歴史都市
次は2017年に登録されたアジアの世界遺産シリーズ!
2017年に登録された、イランの世界文化遺産です。
ヤズドはイラン中央部のヤズド州の州都で、イランにおいても古い歴史を持つ都市です。古来、シルクロードの要衝として絹や香辛料等を運ぶ隊商貿易で繁栄しました。
イラン高原の中央に位置しますが、周囲を砂漠に囲まれている為、夏は40℃を超える気温となります。その一方、冬は氷点下にまで下がり、気候的には厳しいです。
その気候から、地下水利システム・カナートを発達させ、その規模は世界最大級であると言います。また、伝統的な建物には厚い土壁やバードギール(採風塔)、地下室、ヤフチャール(氷を蓄えておく氷室)を備えた建物もあるようで、独自の文化が伺えます。
また、都市の殆どは日干し煉瓦が建材として用いられているようで、砂漠型の伝統的なペルシア建築の優れた例にも挙げられるっぽいです。
この都市では、イスラム教、ゾロアスター教、ユダヤ教等の様々な宗教が混在しています。
中でもゾロアスター教の中心地として知られており、郊外にある沈黙の塔や市内のアーテシュガーフ(拝火神殿)等の関連施設も見られます。
尚、アーテシュガーフにある火は西暦470年から燃え続けているものだとか。
イランは今回の申請で、この都市の多角的側面(おそらく、宗教混在とかゾロアスター教の中心地とかも含め)を推したようですが、イコモスは砂漠気候に適応した建築様式の発達に着目。その点に絞るよう勧告したようです。
そして、もしかしたら、見切れてるかもしれないけど…。
今、アジアにいます!!
アジアと言っても、中東はUAE…アラブ首長国連邦!!
ドバイですよ、ドバイ!
空港からじゃ市街地見えないけど。
従って、ブルジュ・ハリファとかも見えない。
…まぁ、観光はしなかったんですけどねぇ。
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