土司の遺跡群
2015年に登録された、中国の世界文化遺産です。
「土司(どし)」は中国王朝が定めた官職の呼び名のひとつなのだとか。
中国に隣接している諸民族(現代で言う少数民族?)のリーダー達に授けたものなのだそうです。
特に、軍事指揮官の称号を受けた者に対する名前なんだって。
中国の歴代王朝は近隣諸国や近隣諸民族との間に君臣関係に似た外交手法を取っていたようで、そういった関係を築いた際はその勢力の大きさによって王号、州・県知事職、軍事指揮官の称号を与えていたそうな。
こういった関係を築いた諸国や諸民族は中国王朝のシステムに編入されるものの、習慣や生活スタイルは保たれていたとか。
そうした土司の制度を良く表している3つの遺跡が今回の構成遺産。
中国南部に集まって暮らしていた民族が土司になる例が多かったらしく、湖北省、湖南省、貴州省に遺跡が分布しています。
いずれも武陵山地区にあたるらしい。
貴州省播州海竜屯遺跡
湖北省唐崖土司城遺跡
湖南省永順土司城遺跡
の3つである。
海竜屯遺跡は貴州省北部、遵義付近にある模様。
唐崖土司城遺跡は湖北省西南部にあるようだ。湖南省にある世界自然遺産、武陵源も割と近いみたい。武陵源は劇場版ポケモン七夜の願い星に登場するファウンスの元となった場所ですな。
永順土司城遺跡は湖南省に存在。ぐーぐるまっぷ先生に聞いてみても出てこないけど、他の遺跡の位置から、おそらく湖南省西部〜北西部辺りにあるものと思われる。
いずれも中国に伝わる伝統的統治に関する例となる遺産である為、そこが評価されたみたいですね。
さぁ、盛り上がって参りました!!
きっと、お盆過ぎまではこんな状況だろう…。
いつまで終電で帰れるか……。
8月に入って、今年もまた終戦の日が近付いてきました。
今回は戦後70年という事で、メディアではかなり大々的に戦争を振り返っている…そんな気がします。
昨日はバシー海峡で追悼式があったという記事がありました。
バシー海峡…艦これでもステージ名であるけど、あんまり知らないんだよね。
米潜水艦による被害が多く、輸送船の墓場と言われているらしいですが…。
旧型の駆逐艦がここで潜水艦に沈められているようですね。
おそらく、睦月型よりも前の型かなぁ。
輸送船の重要航路だったらしいので、潜水艦が多く配備されていたのでしょうね。
通商破壊、ですかね。
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