華やかな舞台は快晴で
コメント返信!
蒼蟲さん:えぇ、気分転換できました。
ただ、まだまだやりたい事もあるので、時間が足りないですね…。
もっと自分の時間が取れたら良いんですけれども…。
コメント、ありがとうございました〜!
世界遺産!!
マレーシア!
グヌンムル国立公園!!
舞台はボルネオ島!
グヌンムルはムル山を中心にした国立公園だそうです。
熱帯雨林に断崖が聳えている…。
1億年の昔からある、太古の密林なんだって。
ミスミコノハバッタ!
葉っぱに擬態しております。
こちらはタイワンクツワムシ!
枯葉に擬態しています。
カイガラムシ…?
花っぽいものに擬態してますね。
擬態する理由は分かっていないとか。
テングビワハゴロモはツノゼミの仲間。
大きな角のような突起も何故そうなったのかは分からないとか。
目的のアピ山へ。
雨で土壌が流されて岩だらけ。
しかも、急勾配だ…。
…あ、ウツボカズラ!
繊毛に覆われたベゴニアもありました。
山頂に到着。
望むは針のように尖った岩々。
ピナクル(尖塔)です。
石灰岩が大量に降る雨に削られた光景である。
そうか、海の底が隆起した地形か。
グヌンムルには日本の年間降雨量の4倍もの雨が降るとか。
霧に覆われた熱帯の森。
…お、瀑布雲!
岩肌を流れ落ちる大量の雲は壮観だなぁ…!
あぁいう光景、一度生で観てみたいね!
森林は背の高い木が鬱蒼と生い茂っているうえに、落ち葉が地面に堆積するので、日当たりが悪い。
そこにホウライタケやウスベニコップタケの一種、クヌギタケなどのキノコが8000種も生息しているようです。
そしてキノコはカタツムリの好物だとか。
…黒いカタツムリや。
グヌンムルの森を空中散歩!
キャノピーウォークと呼ばれるツアーでございます。
木々を結ぶ(?)細くて揺れる吊り橋を歩くよ!
ボルネオコビトリスが木の幹にへばりついている…。
かわえぇ…。
お、ナナフシだ!
擬態してる昆虫の宝庫ですね!
高い木に根を下ろしたシダの一種や大木の幹に生えた野生のラン等も見られます。
この辺だったら日の光も浴びれるしね。
ランも様々な種類のものが咲き誇っているそうだ。
いやぁ、空中森林浴ですなぁ。
今度は地下世界へ。
この辺の洞窟は総延長300kmもあるとかで。
まずはラングケーブという洞窟へ。
…お、ツチボタルの糸が垂れ下がってる!
ヒカリキノコバエの幼虫が昆虫を捕らえる為の罠である。
ニュージーランドのテ・ワヒポウナム辺りにも生息してたよな…。
太古の密林を縫う河川を遡る。
森の中には地下世界への入り口が幾つもあるそうで。
そのうちのひとつ、ウインドケーブ!
絶えず強い風が吹く洞窟だとか。
勿論鍾乳石があります。
更に、クリアウォーターケーブ!
地下河川があります。
…お、でかいナマズだ!
目が退化しかけてるな。
地下河川、流れ結構速いな。
中々の透明度である。
石灰岩地形だから雨が染みこんで、地下に水脈を作る。
その水脈が石灰岩を溶かし続けて巨大な地下空間となっていく…そうで。
おぉ、洞窟マップとかあるのな!
網の目のようになっておる…。
割と繋がってる所が多い。
先住民に伝わる横笛。
…鼻で吹くのか!
だから、鼻笛。
狩りに出た夫の帰りを待つ女達が吹いた事が起源だと言われているとか。
素材は竹のようです。
指穴が3つ。
後は鼻息の加減で音を変えるようだ。
何故鼻で吹くのか、諸説あるらしいけど、真相は謎だとかwww
森にぽっかり開いた巨大な穴。
ディアケーブの天井は高さ120m!
広々した洞窟だな…。
その天井に黒い塊が…w
もぞもぞ動いてるそれらはコウモリである。
ボルネオキクガシラコウモリという食虫性のコウモリ。
地面にはコウモリのフンが沢山。
昔はこの栄養豊富なフンを求めて鹿がやってきたのだとか。
だから、ディアケーブっていうらしいよ。
今は昆虫達が集まっていますね。
ヒカリジムカデは危険が迫ると蛍光色の光の液体を残すムカデだとか。
子コウモリが落ちてきた!
まだ飛べないからピンチである。
そのコウモリを狙うのが…岩の窪みに身を潜めているヘビ!
スジオナメラというヘビである。
体がテラテラ光ってる。
さて、どうなる事か…。
夕暮れ時、コウモリ達は一斉に外界へ。
その数は300万匹!
気流に乗ってうねるように飛び去る光景はまさに東洋の龍!
集団になって巨大に見せることによって敵の攻撃をかわす。
魚達もやってる事だね。
いやぁ、壮観だろ、これは。
…っていうか、森の中にテラスっぽいのがあるんだなw
観光客が見ておる。
最後は夕暮れ時の森。雲がちだな。
赤いカメムシの仲間?
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