世界文化遺産・リドー運河
起きたら3時くらいでした。
…。
まぁ、なんだ。
徹夜明けで学校行ってバイト行って絵チャ行って寝るのが4時とかになれば当たり前か。
そして今日も学校へ。
…。
原因は1つ潰した筈だが、何故かまだまだ気が重い。
そう言えば、絵チャ落ちた後にカップル成立したんだってね!
おめでとう!!
…某義兄さんが不憫な気がするけど、気にしない!
ネギタレ が うらめしそう な めで こちら を みている!!
かまってあげる
ニア かまってあげない
<●><●> ……っ!!
放置放置。
ところで、まみ嬢は将来どうしたいの?
…ぇ、なに、未定?
絵チャでの暴走具合による?
まぁ、そりゃそうだな。
続きより世界遺産。
今回はカナダ・リドー運河!!
アメリカ大陸最古の運河!
オタワはリドー運河によって誕生したんだね。
オタワのシンボル、階段状の閘門(ロック)。
リドー運河はオタワとオンタリオ湖北岸のキングストンを結ぶ全長202kmの運河。
さて、オタワです。
城みたいな国会議事堂だなぁ。
稚内とほぼ同じ緯度で、冬は-20℃を下回る。
自転車通勤する夏より冬のが5分早いとかで。
その理由は…
オタワ名物、スケート通勤www
他にも、遊ぶ人達が沢山。
ちょwww乳母車とwww
リドー運河は冬、凍り付くのだ!!
世界最長のリンクとしてギネスブックに載っている訳です。
そんなリドー運河も、冬が過ぎれば普通に運河になります。
川や湖が大半を占めていて、人工的な水路はかなり少ないんだって。
オンタリオ州にある訳だけど、その「オンタリオ」は先住民の言葉で「美しい水」の意。
昔から湖や沼が多かったらしい。
カナダ有数の避暑地なんだって。
リドー運河にあるロックは昔ながらのもの。
180年前の木製水門!
従って、全て人力だ。
うひぇ。
リドー運河の始まりはオタワの国会議事堂横にあるオタワロック。
8段の階段状になっていて、全てのロックを含めた高さは25m。
オタワ川とリドー運河の一部であるリドー川は滝が出来る程の高低差があったから、こうなったんだって。
ウインチ(巻き上げ機)も古めかしいなぁ。
水門も変わらなければ、ウインチも当時から変わらないんだね。
リドー運河にはこういう水門が202kmの中に24ヶ所あるとか。
さて、リドー運河のもう一つの起点がカナダの初代首都・キングストン。
ここに軍事要塞、フォート・ヘンリーがあります。
おぉ、大砲ぶっ放してる!
…って、ヤギ?
この軍事要塞とリドー運河の関係。
それは戦争。
アメリカが領土拡大を狙った、1812年の米英戦争がリドー運河を誕生させたのです。
当時、セントローレンス川は物資や兵を運ぶ水路として大事な役割を果たしていました。
それだけでなく、セントローレンス川は大西洋に注ぎ、ヨーロッパに繋がるという点でもとても重要なものです。
しかし、アメリカとの国境沿いを流れている為、封鎖されやすい状況でした。
封鎖されれば、首都への物資輸送ルートが断たれてしまうので、迂回ルートとしてリドー運河は検討されたのです。
で、英国王立工兵隊のジョン・バイ大佐に任せられる事となりました。
しかし、沢山の急流があって運河を作るには難しかったようだ。
大工事する時間はないし、資金もない。
そこでバイ大佐は「掘らない運河」という構想を立てたのでした。
川に堰を作って船が通りやすいように水かさを増す。
浅瀬や急流じゃ船は通れないから、堰き止めて人工的に淀みを生み出す。
すると流れは緩やかに、水深も深くなる。
これだけじゃ堰の前後のエリアで高低差が生まれるから船は通れない。
なので、その迂回ルートとロックを作ると船が通れるようになる。
こうして、バイ大佐は最小限の水路しか掘らなかったそうだ。
川や湖の流れと水位を制御して効率的な運河を設計する事に成功したのでした。
全長202kmのうち、19kmが人工部分。
残りは全部自然の状態。
これによって、リドー運河はのどかな水の流れとなり、現在のような景観が生み出されたのです。
しかし、リドー運河は完成したものの、国境争いも程なく終結してしまうのでした。
リドー運河の目的は水運とは言え、軍事目的でしたから、取り残される格好となってしまいました。
そんな歴史を持つリドー運河。
この運河に携わる人達は今でも働いている訳ですよ。
水門の番人、ロックマスター。
何だか恰好良い。
水位を見つつ水量調節したりウインチ巻いたり、かなり大変な仕事ですね。
ここで紹介されてた水門では、水位を上げるのに20分くらいかかってた筈。
で、水門の近くには必ずロックマスターの家、ロックステーションがあるそうです。
50年前の船運航時まではここでロックマスターが24時間待機していたとか。
ロックマスターは家族と住み、子供にロックマスターを継がせたんだって。
で、ロックステーションには今も沢山の銃眼が残っています。
この家、アメリカ軍から水門を守る砦でもあったそうです。
祖父がリドー運河の釣りガイド、親戚8人がリドー運河に関わる仕事。
妻もリドー運河沿いに住んでいた。
…うむ、リドー運河なしじゃ語れない!!
ホントに、リドー運河と共に生きてきたんだなぁ。
仕事も、生涯の伴侶も、全部リドー運河に繋いでもらったようなものだもんなぁ。
そんな穏やかな水を湛えるリドー運河に船が通れるのは5月から10月まで。
オタワのオタワロックもすっかり凍り付いてるね。
休日の人出が凄いwww
運河の上に売店が沢山。
中でも人気なのがビーバーの尻尾に似せた形のビーバーテイル。
っていうか、あのビーバー可愛いなwww
運河建設と共に町に開かれたマーケットで誕生したらしいこのドーナツ。
オタワ名物のようだ。
軽く揚げて砂糖とシナモンをまぶすもののようで、外はカリッ中はもっちり。
まぁ、揚げパンみたいだけどね。
オタワにはビーバーの毛皮を取引する交易所があった事を思い起こさせる名物なんだそうだが、この交易所からヒントを得たのかな?
っていうか、オタワロックも凍ってる。
サイドは白いけど、真ん中辺りは蒼くなってるってのがちょっと不思議な感じ。
全部凍ってる筈なんだが。
で。
他の水門も勿論雪と氷に閉ざされる訳です。
それでも、ロックマスター達は春になったらすぐ水門を動かせるように、いつも点検してるようだ。
1年中、休む暇はないかもね。
でも、それが彼らにとって誇りであり、生き甲斐であり、楽しみなんだろうなぁ。
1970年代、リドー運河はカナダ政府によって閉鎖されようとしていたらしいけど、市民が反対したんだって。
時代遅れの運河だからこそそのままの姿で後生まで残すべき遺産なのだ、って事なのかな!
夏のオタワロックを橋から見た光景かと思えば、最後は名物メープルシロップが並んでる光景だった!!
しかもサトウカエデの葉の形してるぞ!
次はフィンランド、エストニア等のヨーロッパ10ヶ国に跨るシェトルーヴェの測地弧!!
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